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現場レポート

八尾市Y様邸 新築工事|基礎工事の配筋・型枠・コンクリート打設

八尾市で施工しているY様邸の新築工事

前回は、地鎮祭と砕石パイル工法による地盤補強の様子をご紹介しました。

地盤補強を終えた後は建物を支える基礎工事に入り、掘削・砕石敷きから、配筋、型枠、コンクリート打設まで施工しました。

現在は、基礎の立ち上がり部分へのコンクリート打設まで完了しています。

今回は、地盤補強後から現在までに施工した基礎工事の様子をご紹介します

基礎工事のための掘削と砕石敷き

基礎工事の最初に、基礎をつくる部分の土を掘る「根切り(掘削)」を行いました。

必要な部分を掘削した後、基礎の下となる部分に砕石を敷く「砕石地業」を施工しました。

敷き込んだ砕石には、「転圧」と呼ばれる締め固め作業を行い、基礎を施工するための下地を整えました。

防湿シートの敷設と捨てコンクリート

砕石地業を終えた後は、地面から上がってくる湿気を抑えるため、砕石の上に防湿シートを敷設しました。

その後、基礎の外周部分に捨てコンクリート(捨てコン)を打設しました。

捨てコンクリートは、基礎の位置を出すための墨出しや、その後の型枠施工などを行う際の基準となる下地です。

防湿シートと捨てコンクリートを施工した後、配筋作業へ移りました。

基礎の配筋と止水板の設置

防湿シートと捨てコンクリートの施工後は、基礎の配筋を行いました。

配筋とは、設計図に基づいて基礎の内部に鉄筋を組んでいく作業です。

Y様邸の底盤(スラブ)は厚さ150mmで、D13の鉄筋を使用しています。

鉄筋の間隔は場所によって異なり、@150(150mm間隔)または@200(200mm間隔)で配筋しています。

基礎の立ち上がり部分には、上側に配置する「上筋」、下側に配置する「下筋」、鉄筋を囲むように配置する「スターラップ(あばら筋)」、必要な部分には「腹筋」を配置しています。

上筋にはD13またはD16、下筋にはD13を使用し、基礎の位置や形状に合わせて鉄筋の太さや本数を使い分けています。

スターラップにはD10の鉄筋を使用し、場所によって@150または@200の間隔で配置しています。腹筋にはD10を使用しています。

「D13」「D16」などは異形鉄筋の太さを表す呼び方で、「@150」「@200」は鉄筋を配置する間隔を表しています。

また、配筋とあわせて、コンクリートの打継ぎ部分に「止水板」を設置しました。

止水板は、コンクリートの打継ぎ部分から水が入り込むのを抑えるために設置する部材です。

配筋完了後には、鉄筋が設計図に基づいて施工されているかを確認する配筋検査も行われました。

基礎の型枠組み

配筋を終えた後は、基礎のコンクリート打設に向けて型枠を設置しました。

型枠とは、流し込むコンクリートを設計された形に成形するために設置する枠のことです。

基礎の形に沿って型枠を組み、コンクリートを打設するための準備を整えました。

底盤部分へのコンクリート打設

型枠の設置後は、基礎の底となる底盤部分にコンクリートを打設しました。

組み上げた鉄筋の周囲へコンクリートを流し込み、基礎の底盤を施工しました。

底盤部分へのコンクリート打設を終えた後は、立ち上がり部分の施工へ移りました。

立ち上がり部分の型枠とアンカーボルト

底盤部分へのコンクリート打設後は、基礎の立ち上がり部分をつくるため、型枠を施工しました。

基礎の立ち上がりとは、底盤から上方向に伸び、建物の土台を支える部分です。

Y様邸では、立ち上がり部分の幅(厚み)が150mmとなるように型枠を組んでいます。

この段階では、基礎と建物の土台を固定するための「アンカーボルト」も設置しました。

通常のアンカーボルトにはM12を使用し、図面ではコンクリートへの埋め込み長さを250mm以上としています。また、ホールダウン金物を取り付ける箇所にはM16のアンカーボルトを使用しています。

アンカーボルトの設置後には検査も行われ、図面に基づいて施工されているか確認されています。

型枠とアンカーボルトの施工を終えた後、立ち上がり部分へのコンクリート打設へ移りました。

立ち上がり部分へのコンクリート打設と品質検査

立ち上がり部分の型枠を施工した後は、型枠の中へコンクリートを打設しました。

Y様邸では、基礎の立ち上がりをGL(地盤面)から400mmの高さとなるように施工しています。

コンクリートの打設時には、「バイブレーター」と呼ばれる振動機を使用しました。

コンクリートに振動を与えることで、鉄筋や型枠の周囲まで行き渡らせ、内部を締め固めながら施工します。

打設後は、基礎天端(基礎の上部)をこてでならし、表面を整えました。

今回使用したコンクリートは、呼び強度27N/mm²、スランプ15cm、骨材最大寸法20mmのものです。

また、打設時にはコンクリートの品質を確認するための検査も行いました。

現場では、コンクリートのやわらかさや流動性の目安となる「スランプ」を測定し、測定値は17.0cmでした。

あわせて空気量を測定した結果は4.5%、コンクリート温度は32℃でした。

そのほか、塩分の測定を行い、コンクリートの強度を確認するための供試体(テストピース)を6本採取しました。

コンクリートの打設からバイブレーターによる締め固め、基礎天端の仕上げまで施工し、立ち上がり部分へのコンクリート打設を終えました。

基礎工事を施工しました

八尾市Y様邸では、根切り・砕石地業から始まり、防湿シートの敷設、捨てコンクリート、配筋、型枠、コンクリート打設まで施工しました。

今回の基礎工事では、部位に合わせて鉄筋の太さや配置間隔を使い分け、配筋検査やアンカーボルトの検査、コンクリート打設時の品質検査も行われています。

現在は、基礎の立ち上がり部分へのコンクリート打設まで完了しています。

今後もY様邸の新築工事について、実際の施工内容や現場の様子をご紹介していきます。

関本慎吾

この記事を書いた人

関本 進吾 せきもと しんご

スタッフ

八尾市で昭和28年創業、70年以上の歴史を持つ関本工務店の社員、関本進吾です。
正直に言うと、以前は家業を継ぐつもりはなく、別の道を歩んでいました。しかし、外から父(社長)の仕事や、お客様が喜ぶ姿を改めて見たとき、「住まいを通じて人を幸せにするこの仕事を絶やしたくない」と強く感じ、継ぐ決意をしました。

現在は、現場で一線級の職人さんたちに揉まれながら、「お客様にとって一番近い相談相手」を目指して修業の毎日です。資格の勉強も進めていますが、それ以上に「現場の真実」を伝えることを大切にしています。

資格

ファイナンシャルプランナーの資格取得に向けた勉強中

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